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2017/8/29 15:57

ルーフガーデン(世田谷区)

ウッドデッキと人工芝のストライプ
折角の面白いアイアンフェンスは活かして、目線部分をウッドで目隠ししました
日除け目的ですが、分割して色も変えることで、青空によく映えます
国際バラとガーデニングショウに出展した時に設けていた「お庭の相談コーナー」でご相談させていただいたことがご縁で依頼をいただいた東京都世田谷区のお客様でした。
建築時に屋上のベランダスペースに化粧ブロックの花壇とアイアンの手摺(フェンス)は施工済みだったそうなのですが、「フェンスが目隠しにならなこと」「日差しが強くなかなか植物が育ちにくいこと」そして「無機質な雰囲気であること」が主なお困りごとでした。
そこで、まずは無機質な防水塗装の部分を温かみのある雰囲気にするために、ウッドデッキを敷きました。そのウッドデッキも少し工夫をして、部分的にデッキ材の厚みを変え、その厚みの差を利用して人工芝を貼り、緑のラインをデザインしました。
そして目隠しをするために、そのデッキにフェンスを設置して、さらに花壇部分の上にはパーゴラも設置しました。見栄えはもちろん、広い面積のデッキに柱を固定し、さらにパーゴラ構造にすることで、フェンスのブレ止めという強度の補強も兼ねています。
そのパーゴラにはシェードを取り付け、花壇への強い日差し除けをしているのですが、このシェードもセオリー通りの一枚ものでなく、反物状に3枚に別けて、さらに色も変えて変化をつけてみました。ただこれは変化をつけるだけでなく、シェードを小さくして分割することで風の抵抗を和らげ、強風でも止め部分が破けるリスクを抑えるために考えたアイデアでもあります。
また、今回は屋上ということもあり、いつもお庭で使うウリン材という重くて硬いアイアンウッドではなく、別のアイアンウッドを高温乾燥した(燻した)特殊な軽量木材を使用しています。

実はこちらの現場ではもう一箇所、和室の外に小さなベランダがあり、そちらにも凝ったお庭を作ったのですが、そちらは次回にご紹介させていただきます。