03-3996-8211
〒179-0075 東京都練馬区高松6-3-21
【営業時間】AM10:00〜PM5:30【定休日】水曜日・第3日曜日
3月の園芸作業「果樹苗の植え付け」
暖かくなってくる3月は果樹苗の植え付け適期です。
3月は根の活動が止まっている休眠期でもあり、冬の寒さが落ち着き始めた頃でもあるので、根や芽の動きが活発になる前のこの時期が果樹苗の植え付けに適しています。
今回は鉢植えでも育てやすい、おすすめ果樹「ブルーベリー」「レモン・金柑などの柑橘類」「ジューンベリー・リージェント(矮性)」の植え付け方をご紹介していきます。
■ブルーベリー■
耐寒性落葉低木
開花期:4〜5月/収穫期:7〜8月
樹高:1〜3m/鉢植え:1〜2m
ホーム果樹として人気のブルーベリー!
たくさん実をつけるには同じ系統の中の2品種を植え付けます。
▼▼系統ごとの品種例▼▼
・ラビットアイ系の中でティフブルー/ホームベル/ウッダードetc
・サザンハイブッシュ系の中でオニール/ミスティー/サンシャインブルーetc
■ 植え付け用土 酸性土壌(pH5.0前後)を好むので、植え付け用土に対して5割前後のピートモス(酸度未調整)を混ぜて植え付けます。
■鉢への植え付け方
①鉢は深さ30cm以上あるサイズを用意します。
②鉢底には水はけを良くする為に、赤玉(大粒)や鉢底石を、鉢底が隠れるくらいまで入れます。
③培養土5~7:ピートモス5~3の割合で混ぜた土に植え込んでいきます。鉢縁から2〜3cm下のウォータースペースを確保するよう、苗木の高さを調整しながら用土を入れます。また、元肥として配合肥料などの有機質の入った緩効性肥料も入れます。肥料は根に直接当たらないように気をつけましょう。
④最後に鉢底から水がたっぷり出るまで水を与えて完了です。ピートモスは水をはじきやすいので念入りに水やりをしましょう。
■庭への植え付け方
①植え付け場所の直径50cm、深さ40cm程の土を掘り上げて、掘り上げた土と同量のピートモスと、その1/3の量の堆肥を混ぜ合わせます。
※植え付けスペースが狭い場合は植え付ける苗木の根鉢より2周り大きい穴を掘ります。
②混ぜ合わせた土を植え付け穴に少し戻し、苗木と地面の高さが合うよう調整して、苗木を植え付けていきます。元肥として配合肥料などの有機質の入った緩効性肥料も入れます。肥料は根に直接当たらないように気をつけましょう。
③最後にたっぷりと水を与えて完了です。ピートモスは水をはじきやすいので念入りに水やりをしましょう。
※ブルーベリーは根を横に広がるように生やす為、乾燥に弱い植物です。その為、庭植えの場合は特に、ベラボンや敷き藁などで株元ををマルチングするのがおすすめです。
次は柑橘類とジューンベリー・リージェント(矮性)の植え付け方法です。
■金柑・レモンなどの柑橘類■
鉢での育てやすさはやっぱり金柑!省スペースで育てることができます。
・金柑
耐寒性常緑低木(耐寒温度:-5℃まで)
開花期:5月・8月・10月/収穫期:12〜2月
樹高:1〜1.5m
・ミカン
耐寒性常緑高木(耐寒温度:-5℃まで)
開花期:5月/収穫期:10〜12月
樹高:庭植え:2〜2.5m/鉢植え:1〜2m
・レモン
半耐寒性常緑高木(耐寒温度:-3℃まで)
開花期:5〜10月/収穫期:12〜3月
樹高:庭植え:2〜3m/鉢植え:1〜2m
柑橘系は1本でも果実ををつけてくれます。
最近はレモン人気が高まっています!斑入り葉の品種もありシンボルツリーとしても楽しめます。
■ジューンベリー・リージェント(矮性)■
耐寒性落葉低木(耐寒温度:-10℃まで)
開花期:4月/収穫期:6月
樹高:1〜1.8m
矮性のジューンベリー「リージェント」は小型で実がつきやすい、世界で一番コンパクトなジューンベリーです。こちらも1本で受粉します。
果実は生食・ジャムなどに、秋には紅葉も楽しめる人気の樹木。
鉢植えで育てやすく、場所が限られたお庭やベランダでもオススメです。
↑ジューンベリー・リージェントの落葉時
■植え付け用土
当店市販の培養土でOKです。腐葉土を1割ほど混ぜ込んでも良いでしょう。
③培養土に植え込んでいきます。鉢縁から2〜3cm下のウォータースペースを確保するよう、苗木の高さを調整しながら用土を入れます。また、元肥として配合肥料などの有機質の入った緩効性肥料も入れます。肥料は根に直接当たらないように気をつけましょう。
④最後に鉢底から水がたっぷり出るまで水を与えて完了です。
①植え付け場所の直径40cm、深さ40cm程の土を掘り上げて、掘り上げた土の1割ほどの腐葉土と、その1/3の量の堆肥を混ぜ合わせます。
③最後にたっぷりと水を与えて完了です。
★ここでポイント!!
【早く収穫を楽しみたい場合は鉢植えがおすすめ!】
鉢植えだと根の広がる範囲が限られているので、早くに花・実をつける方へ栄養が使われます。
地植えの場合、木は大きくなるけど実をつけるまでに少し時間がかかり、鉢植えの方が木が小さいうちに実をつけやすくなります。
ただし、鉢植えの場合は水切れしやすくなるので、夏場は特に水切れによる枯れに気をつけましょう。また、2〜3年に一度、鉢増しや土替えが必要です。
庭樹園グリーンテラスでは、鉢への植え付け・植え替えや、お庭への植え込みも承っております。
ご希望の方はスタッフまでお声掛けください。
おすすめの肥料も販売しています。
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□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 有限会社庭樹園
電話番号 03-3996-8211 住所 〒179-0075 東京都練馬区高松6-3-21 営業時間 AM10:00〜PM5:30 定休日 水曜日 毎月第3日曜日 WEB https://teijuen.co.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
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暖かくなってくる3月は果樹苗の植え付け適期です。
3月は根の活動が止まっている休眠期でもあり、冬の寒さが落ち着き始めた頃でもあるので、根や芽の動きが活発になる前のこの時期が果樹苗の植え付けに適しています。
今回は鉢植えでも育てやすい、おすすめ果樹「ブルーベリー」「レモン・金柑などの柑橘類」「ジューンベリー・リージェント(矮性)」の植え付け方をご紹介していきます。
■ブルーベリー■
耐寒性落葉低木
開花期:4〜5月/収穫期:7〜8月
樹高:1〜3m/鉢植え:1〜2m
ホーム果樹として人気のブルーベリー!
たくさん実をつけるには同じ系統の中の2品種を植え付けます。
▼▼系統ごとの品種例▼▼
・ラビットアイ系の中でティフブルー/ホームベル/ウッダードetc
・サザンハイブッシュ系の中でオニール/ミスティー/サンシャインブルーetc
■ 植え付け用土
酸性土壌(pH5.0前後)を好むので、植え付け用土に対して5割前後のピートモス(酸度未調整)を混ぜて植え付けます。
■鉢への植え付け方
①鉢は深さ30cm以上あるサイズを用意します。
②鉢底には水はけを良くする為に、赤玉(大粒)や鉢底石を、鉢底が隠れるくらいまで入れます。
③培養土5~7:ピートモス5~3の割合で混ぜた土に植え込んでいきます。鉢縁から2〜3cm下のウォータースペースを確保するよう、苗木の高さを調整しながら用土を入れます。また、元肥として配合肥料などの有機質の入った緩効性肥料も入れます。肥料は根に直接当たらないように気をつけましょう。
④最後に鉢底から水がたっぷり出るまで水を与えて完了です。ピートモスは水をはじきやすいので念入りに水やりをしましょう。
■庭への植え付け方
①植え付け場所の直径50cm、深さ40cm程の土を掘り上げて、掘り上げた土と同量のピートモスと、その1/3の量の堆肥を混ぜ合わせます。
※植え付けスペースが狭い場合は植え付ける苗木の根鉢より2周り大きい穴を掘ります。
②混ぜ合わせた土を植え付け穴に少し戻し、苗木と地面の高さが合うよう調整して、苗木を植え付けていきます。元肥として配合肥料などの有機質の入った緩効性肥料も入れます。肥料は根に直接当たらないように気をつけましょう。
③最後にたっぷりと水を与えて完了です。ピートモスは水をはじきやすいので念入りに水やりをしましょう。
※ブルーベリーは根を横に広がるように生やす為、乾燥に弱い植物です。その為、庭植えの場合は特に、ベラボンや敷き藁などで株元ををマルチングするのがおすすめです。
次は柑橘類とジューンベリー・リージェント(矮性)の植え付け方法です。
■金柑・レモンなどの柑橘類■
鉢での育てやすさはやっぱり金柑!省スペースで育てることができます。
・金柑
耐寒性常緑低木(耐寒温度:-5℃まで)
開花期:5月・8月・10月/収穫期:12〜2月
樹高:1〜1.5m
・ミカン
耐寒性常緑高木(耐寒温度:-5℃まで)
開花期:5月/収穫期:10〜12月
樹高:庭植え:2〜2.5m/鉢植え:1〜2m
・レモン
半耐寒性常緑高木(耐寒温度:-3℃まで)
開花期:5〜10月/収穫期:12〜3月
樹高:庭植え:2〜3m/鉢植え:1〜2m
柑橘系は1本でも果実ををつけてくれます。
最近はレモン人気が高まっています!斑入り葉の品種もありシンボルツリーとしても楽しめます。
■ジューンベリー・リージェント(矮性)■
耐寒性落葉低木(耐寒温度:-10℃まで)
開花期:4月/収穫期:6月
樹高:1〜1.8m
矮性のジューンベリー「リージェント」は小型で実がつきやすい、世界で一番コンパクトなジューンベリーです。こちらも1本で受粉します。
果実は生食・ジャムなどに、秋には紅葉も楽しめる人気の樹木。
鉢植えで育てやすく、場所が限られたお庭やベランダでもオススメです。
↑ジューンベリー・リージェントの落葉時
■植え付け用土
当店市販の培養土でOKです。腐葉土を1割ほど混ぜ込んでも良いでしょう。
■鉢への植え付け方
①鉢は深さ30cm以上あるサイズを用意します。
②鉢底には水はけを良くする為に、赤玉(大粒)や鉢底石を、鉢底が隠れるくらいまで入れます。
③培養土に植え込んでいきます。鉢縁から2〜3cm下のウォータースペースを確保するよう、苗木の高さを調整しながら用土を入れます。また、元肥として配合肥料などの有機質の入った緩効性肥料も入れます。肥料は根に直接当たらないように気をつけましょう。
④最後に鉢底から水がたっぷり出るまで水を与えて完了です。
■庭への植え付け方
①植え付け場所の直径40cm、深さ40cm程の土を掘り上げて、掘り上げた土の1割ほどの腐葉土と、その1/3の量の堆肥を混ぜ合わせます。
※植え付けスペースが狭い場合は植え付ける苗木の根鉢より2周り大きい穴を掘ります。
②混ぜ合わせた土を植え付け穴に少し戻し、苗木と地面の高さが合うよう調整して、苗木を植え付けていきます。元肥として配合肥料などの有機質の入った緩効性肥料も入れます。肥料は根に直接当たらないように気をつけましょう。
③最後にたっぷりと水を与えて完了です。
★ここでポイント!!
【早く収穫を楽しみたい場合は鉢植えがおすすめ!】
鉢植えだと根の広がる範囲が限られているので、早くに花・実をつける方へ栄養が使われます。
地植えの場合、木は大きくなるけど実をつけるまでに少し時間がかかり、鉢植えの方が木が小さいうちに実をつけやすくなります。
ただし、鉢植えの場合は水切れしやすくなるので、夏場は特に水切れによる枯れに気をつけましょう。また、2〜3年に一度、鉢増しや土替えが必要です。
庭樹園グリーンテラスでは、鉢への植え付け・植え替えや、お庭への植え込みも承っております。
ご希望の方はスタッフまでお声掛けください。
おすすめの肥料も販売しています。
季節のガーデニング作業を楽しみましょう🎵
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有限会社庭樹園
電話番号 03-3996-8211
住所 〒179-0075 東京都練馬区高松6-3-21
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定休日 水曜日 毎月第3日曜日
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