After
今回は三鷹市のリガーデンのお客様からのご依頼で作ったお庭をご紹介、という訳ではなく、その中でも一部分だけをご紹介させてください。
お庭のリフォームでウッドデッキ、コンクリート製の擬石敷き、立水栓、一部の植栽工事を行ったのですが、お客様からのご要望で芝張りはご自身でということになってしまい、完成までは施工できませんでした。
そのため、今回はお庭のデザインの肝になった立水栓とモザイクタイルだけをご紹介します。
お庭の中央に擬石サークルを配置したのですが、この中央部分を同じ擬石を使わずにモザイクタイルにすることで、お庭のワンポイントを作りました。
このモザイクタイルは商品としてあるものではなく、デザインから起こして製作したものですので、本当の意味でのオンリーワンになります。(最終的なデザインは完成写真をご覧いただけるので、今回はその前の候補のデザイン案もご紹介します。)
そして、もうひとつのお庭のアクセントになっているのが、お庭に入ってすぐに作った立水栓です。塗り壁仕上げとテラコッタの笠木、そして上記のモザイクタイルに合わせて、こちらは商品にはなりますが、タイルを貼ってオリジナル立水栓を作りました。
当社ではよくやるデザインの手法ですが、立水栓をわざと庭の隅には設置せず、裏側に隙間を設けて、裏にもホース用蛇口をつけることで、お庭の景観を台無しにするホースリールを、部屋からの視界やお庭の行き来の際に隠すことができます。
お庭のデザインや素材がシンプルでも、こうしたワンポイントがお客様毎のお庭のオリジナリティに一役買ってくれます。