車椅子のためのスロープのあるウッドデッキの事例
こちらの現場では、ご家族の方が車椅子を必要とする生活になったことをきっかけに、室内への手摺の設置など、住まい全体のリフォームを進められており、その一環として当社には、「車椅子で無理なく部屋へ入るための侵入経路をつくってほしい」というご相談をいただきました。
玄関からの出入りを検討すると、玄関ポーチの段差、玄関内部の段差、さらに玄関内スペースの狭さもあり、車椅子での出入りは現実的に難しい状況でした。
そこで、はき出し窓のあるお部屋へ、屋外から直接車椅子で侵入できる動線を確保するため、ウッドデッキとスロープを組み合わせたプランをご提案しました。
腐りにくく耐久性に優れたウリン材を使用し、ウッドデッキ、スロープ、そしてラティスフェンス型の手摺を設置。駐車場からそのままスロープを上り、段差なく室内へ入ることができる動線を実現しています。
ウリン材は、長年の使用に耐えられる高い耐久性が魅力ですが、一方で施工直後は灰汁が出て、コンクリートなどが茶色く汚れてしまうというデメリットもあります。完成時の写真でも、デッキ周りのコンクリートがうっすらと変色している様子が確認できるかと思います。
ただし、この灰汁は雨に当たることで徐々に薄れていき、早く除去したい場合は市販の薬剤で除去することも可能です。当社ではこうしたウリン材のメリットだけでなく、デメリットについても事前にしっかりとご説明した上で、安心してご検討いただけるよう心がけております。