8月は猛暑が続くだけでなく、台風や豪雨による影響が懸念される季節です。
特に8月から9月にかけては、台風の発生や日本への上陸が多くなります。
強風や豪雨による影響で、樹木の枝が折れるなどの被害や、落下物や倒木により近隣の方に迷惑をかけてしまう可能性も否めません。
被害を最小限に抑えるために!
台風シーズンに入る前に備えておく対策と、予報が出たら事前に行う対策をご紹介していきます。
■台風シーズン前に行う対策
【排水溝の掃除】
排水溝の掃除をして雨水の流れ(排水)が良くなるようにしておきましょう。
ベランダなどでも落葉などのゴミが溜まっていることが多いので要チェックです。
【ガーデニング資材の固定チェック】
トレリスなどの大物ガーデン資材をしっかりと固定し直しましょう。
固定していた紐が劣化していたり、ネジが緩くなっていたりすることがあります。
【植木を支柱で固定】
根の張りが弱い高木類(ミモザアカシア、ゴールドクレスト等)や、植えてから1年以内で根がまだしっかり張っていない樹木は支柱を立ててしっかりと固定しておきましょう。
固定の仕方
▼支柱1本の場合
深さ40〜50cm以上、支柱を土に差し込むようにしましょう。
鉢植えの場合もできるだけ深くまで差し込みます。
また、樹木に対して支柱が細かったり、短かったりする場合は、適切なサイズのものへ変更しましょう。
庭植えの場合、さらに頑丈に固定する方法として・・・
▼支柱3本の場合
①固定する樹木の幹に、幹当て用資材を巻いて、支柱や縄が食い込まないようにする。
②支柱3本を図のように配置して、予め水に浸しておいたシュロ縄で支柱同士を縛って固定する。
③支柱の足元に杭を打ち込み、予め水に浸しておいたシュロ縄で支柱と杭を縛って固定する。
3本使用するので、支柱を立てるスペースが広く必要になりますが、しっかりと固定できます。
▼幹当て用資材とシュロ縄
【剪定と切り戻し】
高木・中高木類は、塀を越えて隣家に伸びすぎている枝葉の剪定を行います。
また、枝が多すぎて混み合っている場合は、枝をすかすように剪定し風圧が軽減されるようにしましょう。
草花や低木類も草丈が高く、風で煽られやすい状態の植物は、切り戻しをして高さを低くしておきます。
■予報が出たら事前に行う対策
【飛ばされそうなものをしまう】
小ぶりな鉢植えや、置物などのガーデン雑貨、ジョウロや手シャベルなどのガーデニンググッズなど、飛ばされる恐れのあるものは室内に取り込んだり、ボックスにまとめて置くなどします。
室内に取り込む場合は、大判のビニールシートやレジャーシートを敷いてその上に置くと汚れません。その際にシートの四隅をつまんでホチキスで留めると、簡易的なトレー状にできるのでおすすめです。
▼シートをつまむ
▼つまんだところを畳んでホチキスで留める
▼小さい鉢植えなどを置く。水が流れたり、土がこぼれても安心です。
【ハンギングや吊り鉢を降ろす】
ハンギングなどの壁掛けタイプの鉢や吊り鉢などは、落下防止の為、高い位置から下に降ろしておきます。
【植木鉢類は風の影響を受けない場所へ移動】
強風によって倒れたりする可能性があるので、風の影響を受けない場所へ移動させます。鉢がいくつかある場合は、鉢同士をくっつけてコンパクトにまとめて置きましょう。その際は枝葉がくっついてしまって構いません。
ベランダは特に風の影響を受けやすいので、ベランダの隅や建物の壁側へ移動しましょう。
植物丈の高い鉢植えの場合は・・・
・横に寝かせる
鉢を寝かせても鉢土がこぼれ出ない場合は、予め横にしておくことで、倒れて鉢が割れるなどの危険が少なくなります。
寝かせた場合は鉢が転がらないようにすることも忘れずに。
・フェンスや手すりに紐で固定
寝かせて置けない場合は、下から50cmと100cmくらいの上下2箇所に紐を通し、しっかりとした倒れる心配のないフェンスや手すりなどに固定します。
支柱を立てている場合は、支柱ごと紐を通して固定しましょう。
・枝葉をまとめる
枝葉が伸びていて、風で煽られ枝が折れる可能性がある植物は、防風ネットや遮光ネットや不織布などで植物を覆い、ネットの上から紐を回して束ねておきます。
覆うものがない場合は枝葉を紐でまとめて束ねるだけでも、風の影響を受けにくくなります。
▼まとめる前
▼まとめた後
ただ、伸びすぎた枝を束ねるのも大変な作業なので、台風シーズン前に剪定を行なっておくことがベストです!
■台風後の作業
【移動したもの・まとめたものを元へ戻す】
植物が蒸れて傷まないように台風後すぐに行いましょう。
・室内に取り込んだ鉢、移動してまとめて置いた鉢などは元の場所へ戻す。
・枝葉をネットや紐でまとめたものを取り外す。
【葉についた泥を洗い流す】
泥はねから病気を発生することもあるので、葉についた泥などは散水ホースなどで洗い流しましょう。
【傷んだ枝葉を取り除く】
そのままにしておくとカビが生えたり病気の発生源になります。台風後すぐに取り除きましょう。場合によっては総合殺菌剤を予防散布します。
▼総合殺菌剤 例:ダコニール1000
台風シーズン前と、予報が出てからの台風対策をしっかり行い、被害を最小限に抑えましょう。
また、台風後の現場復帰も忘れずに!
■ここで豆知識■
お庭の水捌けを考えてみよう!
近年、台風やゲリラ豪雨が増加しており、短時間で非常に多くの降水が観測されることが多くなっています。このような状況下では、お庭など敷地内に水溜りができてしまうことがあります。
土で覆われた地面は雨水が地下に染み込んでいくので、水が溜まりにくいですが、コンクリートやタイルで舗装された場所は、雨水が染み込んでいかないので、水捌けが悪くなってしまいます。
水捌けが良い← →水捌けが悪い
土 > 砂利 > 人工芝 > コンクリートやタイル
コンクリートやタイル、レンガで施工した通路やアプローチには、近くに植栽スペースを設けることで雨水の逃げ道になります。
植栽エリアは自然に雨水を吸収し、排水を助ける役割を果たし、美しい景観も提供します。
お庭づくりの際、ぜひご参考にしてみてください。
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有限会社庭樹園
電話番号 03-3996-8211
住所 〒179-0075 東京都練馬区高松6-3-21
営業時間 AM10:00〜PM5:30
定休日 水曜日 毎月第3日曜日
WEB https://teijuen.co.jp/
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住所:東京都練馬区高松6丁目3−21
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