リフォーム後
東京都練馬区のお客様からの依頼で、建築業者が設置したウッドデッキが腐ってしまったためリフォームしてほしいという内容でした。
現場調査に伺ったところ、大半の床が土台の束柱、大引ごとすべて腐って抜けてしまっており、ひどい状態でした。使っていた木材は一応防腐成分を注入した木材ではありましたが、年に1回、少なくとも2年に1回は防腐塗料を塗ってメンテナンスしないければならないので、その作業を怠っていたこともあり、写真のような状態になっていました。こちらの現場の場合は、その他にもデッキの高さが少し低いこと、そして脇面が建物や曲線の塗り壁ブロックに囲われ、風通しが悪かったこともあり、地面からの湿気がデッキ下に籠り、それが土台材から腐らせる原因になったと思われます。
そこでリフォームのデッキ材として、樹脂デッキでの施工も候補に上がりましたが、価格が樹脂より安いことと、曲線状に加工しないといけないこともあり、アイアンウッドの中でも最高クラスのウリン材を使うことになりました。船や橋、水上家屋の土台などにも使われる東南アジア原産の木材で、天然木のために変色こそしますが、塗装のメンテナンスが不要で長持ちします。
当社はエクステリア&ガーデン業界でも先駆け的に長年使って施工しており、特におすすめの木材で、ウッドデッキやウッドフェンスはもちろん、パーゴラやサイクルポート、物置、ガレージ上の空中デッキなど様々な施工をしてまいりました。天然木は様々な形に加工できるため、現場に合わせた、またお客様のご希望に合わせた施工が可能なことも大きな利点になっています。もちろん、天然木の中でトップの品質の木材ですので、材料価格は高価ですが、それでも自社で木工加工を得意とする当社の場合は、施工費を含めると樹脂デッキよりはリーズナブルにご提案できると思いますので、ウッドデッキ、フェンスであれば当社までお気軽にお問い合わせください。